第1期 SWOT分析スキル検定 中級講座(認定SWOT分析コンサルタント養成講座)終了

先週2019年10月19日、20日の2日間に渡って「SWOT分析のプロ」を育成する 「SWOT分析スキル検定 中級講座」(認定SWOT分析コンサルタント養成講座) が無事終了しました。

受講者は18名。受講料は20万円(税別)/名の高額研修です。

この受講者は、既に当社の「初級検定」か「SWOT分析オンライン講座」受講者に限って 受講資格があります。 この検定に参加した方は

●経営コンサルタント

●税理士

●公認会計士

●生保営業

●保険コンサルタント

●ISOコンサルタント

●社労士

という、経営支援に関わりにある方々です。

 

2日間も何をしたのか?

参加者は「SWOT分析の基礎的な知識や理論」は知っている方ですが、

それをコンサルティング現場や研修で実際に指導した経験のない方、

またはSWOT分析を指導した事はあるが、上手くいかず、当社の「実践SWOT分析コーチングメソッド」を経験学習したい方

が参加しました。

 

講義では

①SWOT分析基礎知識

②SWOT分析検討会(研修会)のコーディネートの仕方

③SWOT分析を使った商品開発、新規事業の可否判断、事業撤退のコンサルティング

④5業種のSWOT分析事例報告

⑤SWOT分析を使った経営改善計画書の実例(今回は観光ホテル)と進め方ノウハウ

をしました。

しかし、一番時間を割いたのは、「ロールプレイング」です。

グループに分かれ、

①経営者とのマンツーマンSWOT分析のロープレ(皆がコンサルタント役、社長役を複数回経験)

②複数の相手とSWOT分析を行う会議型ロープレ

③クライアントにSWOT分析を理解して貰い受注する為に「営業SWOT分析ロープレ」

この3つです。

ロープレは各グループにノートパソコンとプロジェクター、スクリーンを設置し、「ヒアリングしながら 入力」という実際の現場を想定した学習です。

最初は

「ヒアリングに熱中し、入力を忘れる受講者」

「途中で何を聴こうとしているか分からなくなる受講者」

「具体的な固有名詞に落とし込んだ質問に慣れずに単語や普通名詞ばかり列挙する受講者」

そういう方もいました。

しかし、他の受講者のロープレを見ながら、「こんな時はこうすればいいのか」と気づくことが多かったようです。

これこそロープレ研修の極意です。

2日間の受講を終えて、全員に認定証を贈呈しました。 

このカードをもって、中小企業の為に「SWOT分析メソッド」を使った経営戦略立案に貢献して頂きたいと 思います。

次回の「中級講座」は2019年7月を予定しています。

「初級講座」は2019年4月24日㈬東京神田錦町の今回の会場で決定しています。

ご興味のある方は、メールでも早めの仮申し込みをされる事をお勧めします。